今後のファッションの流れは、ハイブランドを観察すればよくわかります。

・スポーツブランドとのコラボ商品が増えている
・そのブランドもスニーカーを販売している
・トートバッグを販売するブランドが増えている

など、装いのカジュアル化はどんどん進んでいくと思われます。

これは、時代の流れですので、止めることは出来ないでしょう。

大正時代までは着物で過ごす人が多かったでしょうが、
今は洋服を着ている人の方が圧倒的に多いです。

バブルのころは肩パットが入っているジャケットが普通でしたが、
今、そのようなジャケットを着ている人を探す方が難しい。


流行を追っているわけではなくとも、
時代の流れには逆らえません。


35歳以上の女性のお悩みとして多いのが、

カジュアルな装いが似合わなくなった。

というもの。

カジュアルな格好をすると、

若作りしているみたいな違和感を覚えるか、
生活に疲れたおばさんになるかのどちらか・・・

時代の流れがカジュアルに向いている今、
大人カジュアルを攻略しないと、素敵に歳を重ねるのは難しくなってくるでしょう。

そこで今回は、
《失敗しない大人カジュアルの法則》をまとめました。

この法則をマスターして、
肩の力の抜けたラフなスタイルだけど、
若作りでもおばさんでもなく、

綺麗に歳を重ねられる大人の女性の装いを手に入れましょう!

 

法則1:色遣いは2色まで

Tシャツ、デニム、スニーカー、スエットなど、
《カジュアル》の代名詞のようなアイテムをお召しになるときは、

配色は2色までに抑えましょう。

多色使いすればするほど、
子供っぽい印象になり、若作り感が増してしまいます。

3色コーディネート自体は、悪いというわけではありません。
コンサバスタイルであったり、キレイ目なスタイルならば全然OK!

大人の女性のカジュアルスタイルの場合は・・・と考えていただければと思います。

 

《A》

《B》

《A》と《B》のお写真を見比べていただければ、ご納得いただけたのではないかと思います(*^-^*)

 

法則2:暗い色の割合を増やす

色の明るさ(明度)により、人は年齢や性別を無意識に連想します。

子供服ブランドのファミリア、ご存知でしょうか?
お洋服に使われている色は、
赤ちゃん用のものですと、
淡いピンクやイエロー、水色など、明るい色の洋服ばかりです。

もう少し年齢層が上がると、
ネイビーや赤、緑などの中くらいの明るさの洋服が増えてきます。

そして、大人ブランドを想像してください。
例えばシャネルならば黒!のイメージが強いです。
黒以外の色も使われていますが、全体的にダークな色遣いのものが多いですよね。

赤ちゃんに黒い洋服がフィットしないのと同様に、
私たち大人がパステル系の色ばかりを身につけると、年齢とちぐはぐな印象に陥るのです。

何色を使ってはいけない!という縛りはありませんが、

カジュアルなデザインの洋服を着る時は特に、

装い全体で見た時に、
色の明るさは暗めにする意識を持つことが必要になります。

白のTシャツよりも、ベージュやネイビー、黒のTシャツの方が大人っぽく見えます。

デニムの色も、明るいブルーよりも暗めのブルーやグレーなどの方が大人な印象になります。

配色バランスさえ間違わなければ、案外カジュアルスタイルも怖くありません。

時代の波に上手く乗れるかどうかも、
綺麗に歳を重ねていけるかの重要なポイントでもあります。

以上の法則を上手く取り入れて、
あなたらしいカジュアルスタイルのヒントにしてくださいね。