弊サロンが提供しているパーソナルカウンセリングは、
似合う色や似合うデザイン、フィットするキャラクターなど、
その方に”似合う《範囲》すべて”をお伝えしています。
よくあるタイプ別診断のように、
『あなたのパーソナルカラーはウィンターです!お疲れさまでした。』
みたいな、お伝えの仕方はしておりません。
なぜ、私がタイプに分けることで似合うものを診断するのではなく、
”似合う範囲を全て”示す方法にしているのか?
それは、意外にもパーソナルカラー診断や骨格診断をしたことで、
あなたをかえって垢抜けから遠ざけてしまうことがあるからです。
もし、あなたがパーソナルカラー診断や骨格診断を受けたのに、
いまいち垢抜けていないと感じていたり、
余計に似合うものがわからなくなった、
オシャレを楽しめなくなった、
と感じているなら、その落とし穴にはまっているかもしれません。
落とし穴にはまってしまう原因をわかりやすく、
テニスに例えてお伝えしたいと思います。
パーソナルカラー診断や骨格診断をしてもおしゃれになれない根本的な理由
あなたがテニスゲームをするとします。
相手のコートの白線内に球を打つ返すことが、
まず基本中の基本ですよね。
上の写真のように、右側コートからあなたがプレイするなら、
左側のコートの白線の内側に打ち返さないと、ポイントになりません。
パーソナルカラー診断や骨格診断でわかる内容というのは、
上の写真の、赤い丸や青い四角の部分を知ったことと同じです。
①”赤い丸”の落とし穴についての解説
白線の内側なので、赤い丸の中に打ち返せばひとまずOKですが、
同じところにばかりワンパターンに打ち返し続けていると、
そのうち相手からスマッシュを打たれて負けてしまいます。
これがオシャレに例えるならば、
確実に似合う安全な場所に居続けて、
そのうちに、
なんだか面白みがない。
悪くはないけど、良くもない。
初心者レベルのその他大勢の一人のままで、成長がない状態です。
私は、この状態を《○○診断の檻の中から抜け出せない状態》だと思っています。
似合うものがまるでわからない状態の時(初心者の時)に、
○○診断を受けることは基本を知ることができてよいのですが、
あなたが攻めることが出来るコートは、本当はもっと広いのに、
安全で確実な赤い丸の中から出てはダメだと思い込み、
それが○○診断の呪縛となって、
あなたのオシャレの可能性を殺してしまうこともあるのです。
『もっとこうなりたい!』という願望があるのに、
檻の中で動けなくなっているので、それが叶いません。
そろそろ、初心者レベルからの卒業の時期です。
先日、パーソナルカラー診断の結果が
”ウィンター(青み・暗い・鮮やかな色が似合う)”の方と同行ショッピングをしました。
私も、パーソナルカウンセリングの中でパーソナルカラー診断をいたしますが、
サマーとかウィンターなどの枠でその方の似合うものをとらえておらず、
その方に似合う範囲(コート全体)でとらえています。
沖縄旅行に行かれるクライアント様に、私はビビッドなオレンジのワンピースをご提案しました。
クライアント様は以前パーソナルカラー診断を受けたことがあり、
ウィンターと診断されてから、オレンジは絶対に似合わないと思われていたので、
とてもビックリされていました。
でも着てみると・・・、
はい、とてもお似合いになります(*^-^*)
やはり、南国に行かれるのですから、
黒やネイビーなど暗く落ち着いた色で身をまとうのではなくて、
リゾート地ならではの、開放感のある華やかな装いがしたいですよね。
でも、このお客様がパーソナルカラー診断の呪縛にかかったままならば、
絶対にオレンジのワンピースを着る選択肢はなかったでしょう。
新たな自分の可能性に気づかれて、
『私、こんなに自分がオレンジが似合うとは思ってもみませんでした!』
とても喜んでおられました。
即決でオレンジのワンピースをお買い上げになられたのは、言うまでもありません。
どこまでが自分のキャパシティーなのかを知って、攻めていかないと
オシャレもテニスも負けっぱなしです。
どの局面で、どういう球をどの方向に打つのか?
それを自在に操れるようになると、楽しいですよね!
(先日、大坂なおみさんのプレーを見ていて、
これだけテニスが上手いと楽しいだろうな~と、心からそう感じました 笑。)
あなたのコートは、○○診断の結果よりもはるかに広い!
コート内でいろんな攻め方をするから、楽しいんです。
小さな赤丸の中だけでプレーするなんて、本当にもったいないです。
もっと視野を広げていきましょう。
”赤い丸”の落とし穴は、
慎重派で、『失敗したくない!』という気持ちが強い人が陥りやすい落とし穴です。
②”青い四角”の落とし穴についての解説
パーソナルカラー診断や骨格診断の結果が絶対的に正しい!
と思い込んでいる方、本当に多いです。
決してすべてが正解ではありませんからね。
青い四角のように、診断結果はコートの外側も含まれているので、
あなたにとってはアウトな部分もあるということを知っていないと、
ゲームに負けてしまいますよ。
所詮、○○診断の○○タイプというのは、
誰がが作った基準であって、
一致するパーセンテージが高いところに
あなたを当てはめているに過ぎません。
診断内容に当てはまる部分もあるけれど、
当てはまらない部分も存在する。
といった具合に、
自分の視点を高いところに置いて、
冷静にコートを眺める余裕を持ってくださいね。
結果を信じ切っていると、アウトな部分も似合うと勘違いをして
失敗するという結果になってしまいますから・・・
”青い四角”の落とし穴は、
真面目で素直な人が陥りやすい落とし穴です。
あなたの魅力は”診断”だけでは測れません!
改めて、写真をご覧ください↓
あなたの攻めることが出来るコートは、○○診断の結果なんかより、
はるかに大きいのです。
弊サロンで行っているパーソナルカウンセリングというのは、
①あなたの攻めるべきコートの広さを示す。
②あなたの好みやライフスタイルや目的に合った、
TPO別に、どのあたりを攻めていくのか
をご提案する時間です。
そして、テニスゲームは単にコートの中に球を打ち返すのでは勝てません。
変化球の打ち方や、コートの地面の状態、相手の動きを研究したりしながら、
実際に練習して、実践することが一番大切です。
コートの広さだけ知っていても、何の意味も成しませんからね。
練習や実践は、私のサービスで言うところの、
同行ショッピングやセルフスタイリング講座です。
同行ショッピングとセルフスタイリング講座の違いについては、また次回に(^_-)-☆
《まとめ》
パーソナルカラー診断や骨格診断を受けても、
・オシャレになれない
・かえっておしゃれが楽しくなくなってしまった
その原因は、
◎あなたが診断結果という名の檻の中に入り込んでしまって、
選択肢を小さくし過ぎてしまっていること。
◎ずっと檻の中でいるから、窮屈で退屈な装いに陥ってしまう。
動きが制限されてしまうので、楽しくないし、負けっぱなし・・・。
【結論】
診断結果という小さい枠に入ることで自分の特徴を捉えるのではなく、
視座を高くして、あなたの魅力を一つ残らず、全部を知って受け入れること。
垢抜けの土台は正しくコートの広さを知る事!です。
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