何度も、パーソナルカラー診断や骨格診断を受け続ける
《パーソナルカラージプシーさん》
《骨格診断ジプシーさん》

私のサロンにお越しくださることが多いです。
先日も、5年間で7回受けたとおっしゃる筋金入りのジプシーさんがお越しくださいました。

結構みっちりと、4時間以上かけてのパーソナルカウンセリングとなり、
後日丁寧なお礼のメールをいただきました。

私が腑に落ちていない部分を丁寧に拾ってくださり、ようやく腑に落ちました。
もうこれ以上診断を受けに行くことはないと思います。

《診断》と《カウンセリング》は違うんですね!

そうなんです。《診断》と《カウンセリング》はまるで違います。

パーソナルカラー4タイプ、骨格3タイプの全12タイプに当てはめるだけなら、
プロであれば、15分もあればできます。
(このタイププ分けで診断結果が微妙に違うというのが、
ジプシーさんを迷わせる一因なのですが・・・)

もちろん、タイプ分けをしてもらい、《自分のタイプを知る》だけでも、

洋服の選び方やメイクの色など、
何も知らないよりは失敗が減り、レベルアップもするでしょう。

でも、勘違いしてはいけないのは、
12種類のタイプ分けでは、到底カバーできないほど一人ひとり個性が多様で、
頭の先からつま先まで、誰一人として同じ人なんて存在しないということ。

以前姉妹でお越しくださったお二人は、お顔が瓜二つでした。
でも、ご提案するものはまるで違いました。

パーソナルカラー診断や骨格診断を受けることで、
皆さんを惑わせてしまうポイントについて、解説したいと思います。

①色のイメージ=自分のイメージではない!!

例えばパーソナルカラー診断のタイプは、
スプリング、サマー、オータム、ウィンターの4タイプ。
それぞれのタイプの特徴で、

例えば、スプリングならば、

春に咲く花のような鮮やかでキュートな色
新緑を思わせる若々しい色

などと表現されます。

勘違いしやすいのは、
この色の特徴が自分の個性だと思い込んでしまうことです。

この、キュートで若々しいイメージはあくまでも《色のイメージ》のおはなし。
あなたのファッション全体、パーソナリティー全体を表現しているのではないということです。

骨格診断のタイプ別イメージについても同じことが言えます。

ファッションは、
色、デザイン、シルエット、生地の厚み、光沢感、柄、など

いろんな要素が組み合わせることで、装い全体の《イメージ》が決まります。

短絡的に、色のイメージだけを切り取って、正否を判断しようとしないことです。

 

②「中間」という診断結果で迷いが生じない方法

パーソナルカラー診断や骨格診断で、
例えば、

サマーとウィンターの中間
ストレートとナチュラルの両方の要素を持っている

などの診断結果が出た時、
『じゃあどう選べばいいのよ??』

と迷走し始める方が多く見受けられます。

中間という結果の人は、
言い換えれば似合う色やデザインが幅広いということなので、
とてもお得だということを、まずお伝えしたいです。

迷わない考え方のポイントとして、
『自分のタイプが何か?』を診断のゴールにするのではなくて、
『どうすればより良く見えるか?』を最終ゴールにすることです。

もっとわかりやすく言うと、
『どちらの色の力を借りた時の見え方が好きなのか?理想に近いのか?』

という視点で診断を受けると、ジプシーすることはなくなります。

私が、パーソナルカウンセリングの際に必ずお伝えしているのが、

【似合う範囲】です。

【似合う範囲】の外側は絶対に手を出さないほうがいい。

でも【似合う範囲】の中であれば、
あなたの好きなように、いかようにもコーディネートできる!

ということです。


↑※パーソナルカウンセリング後にご説明で使う資料の一部です

診断ジプシーさんの共通点は、
『あなたにはコレ!!と誰かに決めてほしい』という心理が働いているところです。

そもそも、オシャレは楽しむものです。
1つのパターンだけしか着れないなら、
社会主義国の制服と同じような状態になっちゃいます。

同じタイプの人が同じ格好をしているなら、
自分と同じ格好の人がかなりの割合で街中にいる状態ってことになりますよね。

それは、あなたが本当に望んでいる《垢抜けた自分像》なのでしょうか?

先に述べたように、
タイプ分けよりも個性の方が圧倒的に多様なのです。

自分と違うから、他の人を見て魅力的だと感じるのです。

《誰かと同じ》
《みんなと同じ》

に安心感を求める状態では、

どんなにたくさん洋服を買っても、
何度パーソナルカラー診断や骨格診断を受けたところで、

その他大勢の中の一人にしか過ぎません。

より良い自分の状態は、誰かと一緒を卒業した先にあります。

 

あなたの美点、あなたもまだ知らない魅力を、パーソナルカウンセリングで掘り起こし、
診断ジプシーを卒業しましょう!!

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