今回から3回にわたって、

【真の垢抜け美人になるための3原則】

について今日はお伝えしたいと思います。

まずは1つめ。

垢抜け美人は最も大切にしているモノについてです。

 

垢抜け美人は《型》を大切にしている。

例えば、オペラや歌舞伎、音楽、華道、茶道など、

長い間、人々に感動を与え続けている芸術には《型》があります。

 

歌舞伎役者の中村勘三郎さんが、生前テレビ番組でおっしゃっていた、

『歌舞伎で最も大切で、身体に覚えこませるほどみっちりと稽古しないといけないのは《型》。
肩を破っていく《型破り》と、型が崩れている《形無し》は全然違う。』

という言葉を思い出します。

新作歌舞伎をたくさん世に出して、新たな歌舞伎の魅力を生み出した中村勘三郎さん。

 

型にはまることを嫌がっているのではなく、
《型》が最も大切だと思っていらっしゃるのは、

とても意外なことのように思われますが、そうではないんですよね。

 

歌舞伎以外にも、華道や絵画、オペラなど、どんな芸術の世界でも、
理屈では言い表せない美しい《型》というものが存在していて、
それらは普遍的なものです。

おしゃれにも同様に普遍的な《型》が存在します。

真の垢抜け美人は、その《型》を熟知していて、
個性を生み出すために、時には《型》を破るんですが、

 

それは《型》を熟知しているからこそ、
《型破り》を華麗に生み出すことが出来るんです。

 

自分でセンスの良い洋服が選べるようになる6か月集中プログラム
【セルフスタイリング講座】の中で、
おしゃれの普遍的な《型》について詳しくお伝えしています。

今回はごく一部ではありますが、おしゃれの《型》について具体的にお伝えしますね!

 

垢抜け配色バランスの《型》

パーソナルカラー診断を受けただけは全く垢抜けないのは、

自分に似合わせる色にばかりことに気をとられ、
配色バランスの《型》を全く無視して、カラーコーディネートをしているからです。

いまいち垢抜けない人というのは、

清潔感のある配色バランスが欠如している《形無し》状態です。

 

色味を意識して配色する

青みの色、黄みの色という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?

例えばおなじ赤でも、

青みの赤↓

黄みの赤↓

では、どんな色と配色すれば綺麗に見えるのかが違います。

 

例えば、赤いニットにキャメル色のパンツでコーディネートする場合、
どちらの赤が素敵に見えるでしょうか?

①青みの赤×キャメル↓

②黄みの赤×キャメル↓

どちらの配色が、無条件にキレイだと感じますか?

 

見分けるポイントは、【どちらの色も綺麗に見える!】

 

①の青みの赤×キャメルの配色は、

お互いの色の統一感がありません。
青みと黄みが混在しているので、お互いの色の個性がぶつかり合い、

それぞれの色の魅力を消してしまっています。

青みの赤のさわやかさに濁りが生まれ、
キャメルの柔らかさが冷たくくすんだ色に見えてしまう。

基本の《型》として、青みの色と黄みの色を混在すると綺麗に見えないのです。

 

同じベーシックカラーでカラーコーディネートするならば、

ネイビーブルーと合わせた方が、クールな印象が際立ち、綺麗に見えますね。

それだけ見ていると、たいして悪くないと思いがちな配色も、
ピッタリと《型》にフィットしたものと比べると、

配色の美しさが格段に違うことがおわかりいただけるかと思います。

こういった《型》は、
基本を学び、目を養うことで培われていきます。

 

垢抜けるために《型》は、自分勝手に感じ取るよりも、
習う方が早く習得出来て、

美しい配色の中に自分を置くことでセンスが磨かれていくのです。

華道を習った経験がおありでしたら、
お分かりいただけるかと思いますが、

同じ種類の華を配置する時の基本の《型》があるんですよね。
装いの《型》もそれと同じです。

 

見慣れたもので良しとせず、美しい《型》を学び、
目に焼き付けて自然に美しい配色が出来るようになることが垢抜け美人への近道です。

このブログの中では、ほんの一部ではありますが、
基本的な《型》について具体的にお伝えしました。

この《型》を定着させて、《型》を破って個性を出す方法については、
【セルフスタイリング講座】の中でお伝えしています。

もっとたくさんの基本の《型》を学び、
センスを身につけて、
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