『この洋服に合っていますか?』
『格好悪くないですか?』
パーソナルカウンセリングが終わった後に、
メールでよくご質問をいただきます。
せっかく装いのカウンセリングを受けたのだから、
今後は自信をもって洋服が着ていただきたいので、
私もカウンセリング後に必ず、
『今後は一人で悩まず、ご相談くださいね!』
とお声がけしています。
人によっては、これまでとはまるで違う装いにチェンジする場合も出てきます。
これまでと方向性は大きく変わらずとも、
装いのステージを上げようと思うと、洋服の選び方も変わってくるわけで・・・。
それは不安な気持ちになりますよね(*^-^*)
実は自分に似合わない洋服を選んでしまうのは、
あなたがセンスがないからではありません。
自分の魅力を完全に受け入れられていない状態だからなんです。
よくあるケースを例に、わかりやすく解説しますね。
自分にないものに魅力を感じるケース
人というのは、自分が持ち合わせている目鼻立ち、体型は当たり前にあるもので、
普通のことだと感じてしまうものです。
だから、面長顔の人は、丸顔の人が素敵に映ったり、
背の高い人は、小柄な人に憧れたりします。
このこと自体は決して悪いことではありません。
相手の魅力を認めているのですからね。
相手を褒めるまでは良いのですが、
・面長はブスだ
・高身長の女はかわいくない
など、
自分の尺度で【美のジャッジ】をしてしまうのです。
よくあるケースとして、
肩幅が広い女性の多くが、
薄手の生地のトップスを着ています。
肩が大きいのは女性らしくない。
華奢な方が女性的で素敵!
という価値観だからです。
だから、
『肩幅を大きく見せたくない!』
という意識が働き、
勝手に自分で作り上げた《美のジャッジ》を発動させて洋服選びをするわけです。
実は、この選択が大きな間違いで、より肩幅を大きく見せてしまっているのです。
肩幅が大きい人は、ざっくりニットやボリューム感のあるドルマンスリーブなどの
トップスの方が綺麗にお召しになれて、
美人度が増し、さわやかな色気を醸し出します。
女優の吉瀬美智子さんなどが良い例です。
逆に華奢な体型の人は、ローゲージのニットは似合いません。
自身のコンプレックスは魅力開花の入り口です。
他人の持ち物が良くて、自分の持ち物が悪い。
このような《美のジャッジ》をクリアにすること。
他人の持ち物も、あなたの持ち物のどちらも素敵で良いものです。
自分の真の魅力を心の底から認めることが、
似合う洋服が選べるようになるための第一歩です。
見慣れない装い=似合わない の勘違い
これまでの人生で身に纏ったことのない洋服を着たとき、
人は、《違和感》と認識してしまいがちです。
初めて同行ショッピングをご一緒したお客様によく見られるケースなのですが、
見慣れない自分が鏡の中にあらわれて、動揺し、
『これって本当に似合っているのですか?』
と半信半疑になる方がいらっしゃいます。
着たことがない洋服を生まれて初めて身に纏ったのですから、
動揺するのも無理はありません。
ですから、その対処方法として、
初回の同行ショッピングでは、
現在の装いと、試着後の装いを、
必ずお写真に撮り、メールでお送りしています。
少し時間をおいて写真をみると、
とても客観的に自分のことが見れるようになるからです。
もしも今、見慣れた自分にしっくり来ていないなら、
見慣れない自分の中に正解があります。
人は、進化の過程での生存本能から
潜在的に《変わりたくない》と思っています。
鏡に映る見たことがない自分と対面し、
・心がざわついた感覚
・自分の姿を見てドキドキする
・ちょっぴり照れくさい
このような感覚になったなら、
あなたの選択はYES!の可能性大だと思っていいでしょう。
同行ショッピング後に、お客様から、
『同行ショッピングの時は違和感が先に立ち、
勇気が出ませんでしたが、改めて写真を見たらイケてるやん!と自分でも思いましたので 笑
購入することにしました。』
『あのワンピースとカーディガン、購入にかなり前のめりです!
自分での洋服選びがピンと来なくて、なかなか購入に至りませんでしたが、
腑に落ちるってこういうことなんですね!
自分も洋服も好きになりそうで嬉しいです(*^-^*)』
このようなメッセージをたくさん頂戴します。
似合う洋服を選べるようになるためには、
もちろん知識もセンスも必要ですが、
《美のジャッジ》
《見慣れた自分》
この2つと心理的な壁と卒業できるかが鍵になります。
自分で似合う洋服が選べるようになる6か月プログラム
【セルフスタイリング講座】では、
知識もセンスはもちろんのこと、
あなたの中に無意識に宿る心理的な壁を、
楽しくオシャレを学びながらサラリと超えられるプログラムです。
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